ルーシーが奏でたバッハに感動(^.^)@2019年2月横浜みなとみらいホール

こんにちは、まねきねこ(=^_^=)です。

2019年2月26日

横浜みなとみらいホールでチェコ出身のアレシュ・バールタ氏によるバッハのオルガンコンサートが開催されました。

1998年のホール開館時に華やかにオープニングを飾ったオルガニストでもあるバールタ氏。

20周年を経たホールのパイプオルガン”ルーシー”に、また新たな歴史を刻みました(#^^#)

節目の年にふさわしい演奏会の曲目は、大作曲家バッハの名曲の数々です。

こちらにプログラムをご紹介しておきますね↓↓↓

「バッハ・オルガン名曲選 曲目」

  • トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  • コラール 《目覚めよと呼ぶ声が聞こえ》 BWV645
  • 前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
  • コラール《主よ、人の望みの喜びよ》 BWV147より
  • トッカータとフーガ ホ長調 BWV566
  • コラール《いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ》BWV734
  • マニフィカト 《わが心は主をあがめ》にもとづくフーガ BWV 733
  • パストラーレ ヘ長調 BWV 590
  • フーガ ト短調 BWV 578 「小フーガ」
  • パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582

※当初予定されていた 幻想曲とフーガ(大フーガ) ト短調 BWV542 が コラール《いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ》BWV734へ変更になりました。

大演奏家の来日とあって、ホールには多くの方が集まり、開場時間には長い列ができていました。

1ドルコンサートで度々足を運んでいますが、特別な演奏会を待つこの日の“ルーシー”は一段と神々しいです(^.^)

ここで改めて“ルーシー”のことについてご紹介しておきますね!

<横浜みなとみらいホールのパイプオルガン ”ルーシー”>

キラキラと輝くように明るい音色を奏でることから、「光」を意味する “ルーシー” という愛称で親しまれています。

アメリカのC.B.フィクス社製。

ホンジュラス・マホガニー製のケースに刻まれた横浜をイメージするカモメがトレードマークになっています。

パイプは全部で4,623本あり、正面に見えないパイプが奥行3.6mで4層になった内部にもびっしり並んでいますよ。

木のパイプはポプラ材、金属のパイプは鉛とすずの合金で、2層目にはチェレスタが組み込まれています。

音色を選ぶストップは62個。

資料によると、その他には鈴を組み合わせた「ツィンベルシュテルン」や、鳥の鳴き声に似た「ナイチンゲール」といった音色も備わっているそうですよ。

音色の組み合わせはコンピューターで制御されている、素晴らしいパイプオルガンです。

開演予定の14時になると、会場の照明が段々と暗くなり、スポットライトの当たったステージにバールタ氏が姿を見せました。

最初、違う通路を通ってしまうおちゃめな場面があり、会場の雰囲気がほのぼのとしましたよ(#^^#)

でも、演奏が始まると、ホールの空気は研ぎ澄まされ、幾重にも重なる音色に、会場のみなさんは固唾を呑んで聴き入っている様子でした♪

前半、すごくきびきびとした演奏で良かったですよ~

メリハリがあって、ひとつひとつの旋律が際立っていました!

途中で休憩が20分あり、続いて後半です。

大曲が続き、バールタ氏の指先や足の動きが凄かったですよ♪

特に最後のパッサカリアは難曲中の難曲で、いったいどんな演奏になるのかとワクワクしていました。

プログラムの説明を読むと、”8小節の主題を計21回変奏し、第21変奏が124小節もの長大なフーガであることから、パッサカリアと呼ばれる”とあったので、集中して聴くように心がけましたよ(^^♪

フーガを除く20の変奏曲はさらに5つずつのグループに分けられており、天才的としか言いようのない変奏の果てにフーガにたどり着く展開は、まさに圧巻の一言である。

と結ばれていましたが、最後の最後まで圧倒的な演奏でした!

アンコールには、J.S.バッハの「8つの小前奏曲とフーガ」より第4番ヘ長調BWV556の華やかな演奏で終演となりましたよ。

“ルーシー”の輝く音色を堪能することができました♪

最後にちょっとした情報がこちら(≧▽≦)

コンサートで”ルーシー”を満喫するのも良いけれど、気軽にちょっと聴きにいきたい…

そう思われる方がいらしたら、横浜みなとみらいホールのオルガン・1ドルコンサートはいかがでしょうか。

せっかくですので、3月の開催予定日をご紹介しますね♪

  • 日程 : 2019年3月20日(水)
  • 会場 : 大ホール
  • 開場時間 : 11時半
  • 開演時間 : 12時10分
  • 出演者 : 川越 聡子さん
  • 料金 : 1ドル または 100円
  • 第222回公演情報→チラシ表チラシ裏

※当日の演奏プログラムはチラシをご覧ください。

予約は必要ありませんので、是非お時間がありましたらお気軽にお出かけしてみてくださいね♪

今日はご訪問いただき、ありがとうございましたm(__)m

☆お時間がありましたら、また遊びにいらしてください☆