こんにちは、まねきねこ(=^_^=)です。
初日の公演です!
否が応でも期待が高まりますよね(≧▽≦)
とにかく満席ですから、お客さんの多さは半端ないです(*^▽^*)
初めての劇場をくまなく見て回る余裕もなく、あっという間に公演開始の16時半になりました!
第1幕
まずはシャボンディ諸島のオークション会場からスタート。
1度新橋演舞場で観たはずなのですが、半年経っているので案外忘れているものです。
えっ、こんな凄い場面あったかしら…と思うことがしばしば…
ワンピースのアニメと大筋が同じでも、多少歌舞伎のストーリーとして作られていて、まさに歌舞伎でしか観ることのできないオリジナルストーリーです。
バーソロミュー・くまのニキュニキュの実の能力で、麦わらの一味全員がばらばらに飛ばされていく場面も、ウソップが解説を終えてから、「もちろん自分も飛ばされましたよ~」みたいな感じで、その後飛ばされていくなんて本当に面白いですよね。
舞台はルフィが飛ばされた先である女が島に移り、花道からハンコックが登場(#^^#)
前回わたしは歌舞伎の言葉でどぶと言われる、スッポン(花道の付け根あたりの小さなセリ)のちょうど左側(舞台に向かって)に座っており、常に役者さんが目の前で演技をするも、完全に後ろ姿になったのですが、今回階は上になりますが、しっかり役者さんの正面の演技を観ることができました。
スッポン横ではスパンコールが飛び散る様子まで観ることができ、息遣いまで感じられましたが、今回は表情なども観ることができて本当に良かったです。
いろいろな席に座ると、それぞれ良さがあるものですよ!(^^)!
タイミング悪くハンコックの湯浴みに遭遇してしまい、背中の天竜人の刻印とゴルゴン三姉妹の謎を知ったルフィに、結局のところ窮地を救われて、ハンコックが心開く場面など、歌舞伎ならではの人情溢れる言葉で表現されていて演技に引き込まれました。
その後、病に伏せるハンコックの病名が恋煩いと明かされると、どっと笑いが起こり、会場全体で一喜一憂できる歌舞伎の良さを改めて感じました!
最愛の兄エースが大監獄インペルダウンに送られ、公開処刑が決まっていることを知ったルフィは、すぐにも兄を助けに行きたいと切望しますが、それはなかなか困難なこと…
けれど、周囲の心配はあっけなく解消し、なんとルフィに恋してしまったハンコックが海軍の招集でマリンフォードに向かう途中、インペルダウンへ送り届けてくれることに…
第1幕の最後は、ルフィからハンコックに早変わりしていた市川猿之助さんの華麗な艶姿で幕を閉じます。
恋は盲目!燃え上がる恋心を赤い炎のようなドレスで表現し、どんどん大きくなっていくのが素晴らしい舞台演出で、とにかく魅せられますよ(#^^#)
休憩時間
幕間は25分あるのですが、トイレが混雑しているので、そこで時間を取られて、本当に忙しかったですよ!
スケジュールや配役などが案内されていました!
そして、毎回休憩時間にはイヤホンガイドに声優さんたちが登場して、楽しいトークで盛り上げてくれます。
歌舞伎のファンだけれど、ワンピースはあまり詳しくないとか、ワンピースのファンではあるけれど歌舞伎は初めて!という方には、特にお勧めですよ(*^-^*)
イヤホンガイドはご観劇当日、名古屋御園座の場内にあるイヤホンガイドカウンターで、使用料700円と保証お預かり金1,000円にて貸出しています
御園座ではグッズが2階でのみ販売されていました。
新橋演舞場に行った時にグッズは既に購入していたので、今回は見るだけに留めておきましたよ(#^^#)
Far Far Timeで盛り上がる必須アイテムのスーパータンバリンもピンクと水色の新色を加えて3色になっていました!
席に戻ると、幕間のトークが舞台に映し出されていました。
主題歌「TETOTE」を提供してくださったゆずの作品にまつわるエピソードの紹介や、ゾロとサンジが、スーパー歌舞伎ⅡワンピースのことをSNSで発信してね!という、とてもおちゃめな内容でした(*^^)v
買ってきたお弁当を食べて、あっという間に時間が過ぎました。
第2幕
舞台はインペルダウン。
すでにこの大監獄に潜り込んでいたルフィですが、そこでバロックワークスの面々と再会します。
その中のボン・クレーと一緒に兄を探しにいくのですが、とうとう監獄の署長でありドクドクの実の能力者であるマゼランに見つかり、その毒でルフィは瀕死の状態に…
なんとそこでカマバッカ王国の女王で、今や伝説の人となっているエンポリオ・イワンコフに助けられ、インペルダウンの隠された楽園ニューカマーランドで、そのホルホルの実の能力によって奇跡的に回復します(*^。^*)
喜びもつかの間、兄エースがマリンフォードに連行されてしまったことを知り、ニューカマーたちの助け、そして、エースからルフィに伝言を頼まれたジンベエの助けも借りて、マリンフォードに向かうことに…
そこで、舞台に大きな滝が現れ、ボン・クレーとイナズマがルフィを逃がすために大激闘を演じます。
滝は階段のようになっており、上からも激しい水が降り注ぎ、下からは噴水…
階段を上がって、下にたまっている水の中にダイブしたり、すごいアクションが繰り広げられました(*^^*)
前回、どぶの席は舞台より下なので、観ることはできなかったのですが、舞台一面にシートが張ってあり、役者さんたちがそこで滑って移動したり、水をばらまいたり…
水のかかる座席にはもともとレインコートが準備されていたようで、お客さんたちはレインコートを着ながら舞台にエキサイトしているようでした。
役者さんたちは、着物だったりマントを羽織っていたりするわけですから、水を含んですごい水しぶきです!
戦いの激しさがひしひしと伝わってきますよ(#^.^#)
最後におかま道を貫いたボン・クレーが、見事な立ち回りを花道で披露し、すごい目力で去っていきます。
そしてついにfarfartime!
そのちょっと前に、もうすぐスーパータンバリンが必要になると匂わせる演技があり、会場がしばし明るくなって、みなさんタンバリンの準備が万端に調っているところで、ルフィがサーフボードに乗りながら空高く吊り上げられます。
その瞬間から会場は海となり、くじらも観客の頭上に現れました。
客席は総立ちになり、スーパータンバリンを打って盛り上がりも最高潮(*^▽^*)
通路には他の役者さんたちが走り回って、観客にハイタッチの大サービス…
ニューカマーが2階席にも上がってきてくださり、奥の席の方まで手を伸ばしてハイタッチしてくれて、それはそれはエキサイティングな時間でした。
前回は下から見上げる感じでしたが、今回は上から見下ろしたので、かなり全体を把握できて楽しめましたよ。
ルフィはけっこう下の方にいることが多いのです。
下から見たら、その位置関係はうまく掴めませんでしたが、上から見ると、ルフィが上に行ったり下に下がったりを繰り返して、最後に2階の上に退場していくのを詳しく観察することができました。
2幕目での金のテープや紙吹雪、チョッパーがスッポンから現れる場面では、冬の奇跡の桜のイメージで、桜の花びらが舞い散ったり、舞台が本当に綺麗でした。
そして、上から見ると、花道のスッポンの部分などは、分かりやすいように密かに光っているのです。
真横から見たときには全く気が付きませんでした。
会場全体でルフィを海軍本部マリンフォードに送り届けると、場内が明るくなり再び休憩時間となりました(*^^)v
グッズの販売は、この休憩時間までとなります。
また、舞台では水を拭きとる作業が大急ぎで行われていました。
長くなってきましたので、今日はこの辺までにしておきますね!
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
明日は第3幕からお話しさせていただきますので、お時間がありましたら是非お立ち寄りください☆